「TEPIAロボットグランプリ2016」11/13に開催。日本一チャレンジングなロボットを決定!

「TEPIAロボットグランプリ2016」11/13に開催。日本一チャレンジングなロボットを決定!

中高生のロボット開発者を支援する「TEPIAチャレンジ助成事業(サイエンスキャッスル連携事業)」の開発成果を競う「TEPIAロボットグランプリ2016」が11/13(日)に開催され、各賞が決定しました!

審査過程では、およそ5ヶ月の開発期間でどれだけ新たなチャレンジをしたかと、世の中の課題をいかに自分ごとにしているかの2点がとくに重視されました。

グランプリに輝いたのは、洛星高等学校 ロボット同好会の「のぼルンバ」。このロボットは、階段掃除から人類を開放したいという思いでつくられました。自律型の階段掃除ロボットで、オリジナルで開発されたアームの機構をつかって階段を昇り降りします。審査員からは「階段清掃に革命を!という課題意識が素晴らしい」、「モーターへのレール給電、ジュラルミンの加工など既存技術の応用、自作が素晴らしい」「ぜひ実用化してほしい」などのコメントが寄せられました。

pb130418_jpg

洛星高等学校ロボット同好会のみなさま

また、来年度の募集も年明けより開始いたします。申請を検討の中高生チームはサイエンスキャッスル研究費、先生は教育応援先生にご登録ください!

・中高生向け:サイエンスキャッスル研究員登録はこちら
・先生:教育応援先生登録はこちら

■受賞チーム一覧
グランプリ
洛星高等学校 ロボット同好会
「のぼルンバ」
階段掃除ロボットでお掃除革命

準グランプリ
追手門学院大手前中高等学校  ロボットサイエンス部
「Otemon Wood Cutter Robot」
木登り枝打ちロボットで森を救おう

特別賞
三田国際学園高等学校  Inanimate object開発チーム
「Inanimate object〜無生物〜」
ロボットの曲面移動に挑む

THK賞
神戸市立科学技術高等学校 機械工作部
「のぼるん」
垂れ幕を背負って動き人を楽しませるロボット

ロボコンマガジン賞
京都府立桃山高等学校 グローバルサイエンス部
「m-Snaker」
柱を上って隙間に入り込むレスキューロボット

 

■TEPIAロボットグランプリ2016概要
日時:2016年11月13日(日)10:30~17:00
場所:TEPIA先端技術館(東京都港区北青山2- 8 – 44)
アクセス:東京メトロ銀座線 外苑前駅から徒歩4分
地図:http://www.tepia.jp/access
参加費:無料
参加者:中高生ロボット開発チーム、先生、一般の方
人数:およそ100名
主催:TEPIA
企画:株式会社リバネス

■審査員
古田貴之氏 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター所長<審査員長>
荒木貴之氏 武蔵野大学教育学部特任教授/千代田女学園中学校高等学校副校長
占部浩一郎氏 TEPIA先端技術館 顧問
竹西素子氏 ロボコンマガジン編集長
永塚正樹氏 THK株式会社 技術本部 事業開発統括部

■参加チーム一覧
1 東京工業大学附属科学技術高等学校(東京都)
2 三田国際学園高等学校(東京都)
3 宝仙学園高等学校共学部理数インター、東京インターハイスクール(東京都)
4 追手門学院大手前中高等学校(大阪府)
5 清風南海学園(大阪府)
6 洛星高等学校(京都府)
7 京都府立桃山高等学校(京都府)
8 神戸市立科学技術高等学校(兵庫県)
9 山口県立防府商工高等学校(山口県)
10 独立行政法人国立高等専門学校機構沖縄工業高等専門学校(沖縄県)

※各チームの開発の様子はfacebookで公開中!
https://www.facebook.com/groups/tepiarobo/

■TEPIAチャレンジ助成事業について
本取り組みは、中高生がチームごとに自ら社会課題を見つけ明確にすることから始まり、それを解決するためのロボットをデザイン・設計し、実際に作り上げることを通して、ロボティクス技術の習得や、エンジニアリングの考え方、姿勢を学ぶことができる教育プログラムです。対象は、身近な課題や社会課題を自分の力で解決したい、ものづくりの好きな中高生です。採択チームには、開発費30万円を提供、また、開発期間にはロボット開発の経験者数名が、質問への回答や相談にのります。毎年11月には、全国から開発者が集まりロボットを披露し競い合う「TEPIAロボットグランプリ」が開催されます。

■TEPIA先端技術館について
TEPIA先端技術館は、日本発の最先端技術を「見て」「触って」「体験す る」展示事業とロボット技術や3Dプリント技術を「学ぶ」事業を通じて、特に 中学生、高校生に重点を置き、産業や社会構造の変化を先取りしながら、先端技術の社会的重要性、果たす役割、先端技術が拓く近未来社会の可能性のみならず生み出される課題を喚起させるなど、先端的産業技術等が果たす役割についての普及啓発を核とした事業を展開しています。

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社リバネス 教育開発事業部  担当:立花・藤田
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
TEL : 03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Email: [email protected]