茨城県「平成30年度ベンチャー企業創業・事業化支援業務」を受託、 茨城テックプランター2018を開始します

茨城県「平成30年度ベンチャー企業創業・事業化支援業務」を受託、 茨城テックプランター2018を開始します

 テクノロジーベンチャーの発掘・育成事業を手掛ける株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は、地域の大学等研究機関や中小企業が有する技術をもとに、世界を変えうる新たな産業を創出することを目指し、テクノロジーベンチャーのシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」の地域展開を行っています。
 この度、茨城県より「平成30年度ベンチャー企業創業・事業化支援業務」を受託し、その一環として、「茨城テックプランター2018」を開始する運びとなりました。

 茨城県には国等の研究・教育機関が集積し、最先端の研究を進めている世界有数の研究開発拠点となっています。そのため科学技術を活かしたベンチャーを創出・育成することが、茨城県の産業の創造と発展において、非常に重要であると考えられます。

 しかし、テクノロジーベンチャーの多くは、その技術の難解さや収益化までの時間が長いことなどから事業化が困難であるため、茨城県内の研究機関や大学には、産業につながりうる技術シーズが、未だ発掘されずに眠っている可能性があります。

 そこで、本事業では、この状況を打破するために、最先端の技術シーズの発掘やシーズに合わせた事業化プラン作成支援を行います。さらには大手企業・町工場・地銀等との連携を実現し、今後の茨城県の産業を担うテクノロジーベンチャーが自律的に生み出されるベンチャーエコシステムの構築を目指します。

 

【受託した事業の概要】
茨城県の特色(科学技術,農業等)を活かした新たなビジネスモデルを展開し、短期間のうちに急激な成長を目指すベンチャー企業の創出・育成に向けて、茨城県に集積する研究機関や大学等が持つITやアグリ・バイオ等の最先端の技術シーズの発掘、事業化プラン作成、ベンチャーキャピタルとのマッチングによる資金調達などの事業化に向けた支援を行うことで、ベンチャー企業が自律的に生み出されるベンチャーエコシステムを構築することを目的に実施するものです。

なお、本事業では以下4つの大きな取組みを実施いたします。

①技術シーズの発掘
 これまで多くのテクノロジーベンチャーの発掘育成を行ってきたリバネスが、研究成果を目利きし、茨城県内の研究機関所や大学と連携して事業化の可能性が高い技術シーズを発掘します。

②茨城テックプラングランプリの開催
 発掘した技術シーズを活用した事業プランを、県内外の事業会社や金融機関に対して発表し、事業の可能性について議論、連携を促進する機会を創出します。

③事業化に向けたハンズオン支援
 茨城テックプラングランプリのエントリー者を対象として、プロトタイプ製作、事業会社や金融機関等との連携、事業プランの再構築など、各々が抱えている個別の課題や要望に沿った事業化支援を行います。

④海外のベンチャー企業等との連携
 世界で活躍する研究開発型ベンチャーの育成を目指し、県内の有望なチームを選出し、共に海外の市場可能性を検討、さらには海外ベンチャーとの連携をはかります。

上記のうち、①〜③の取り組みを茨城テックプランター2018として運営いたします。

〈茨城テックプランター2018 スケジュール〉
7月〜10月  技術シーズ発掘・エントリー期間
10月     キックオフイベントの開催
10月〜11月   エントリーチームに対するメンタリング
11月       茨城テックプラングランプリの開催
12月〜3月  エントリーチームに対するハンズオン支援・交流会の実施

 

【ご参考:リバネスで実施している各地域での取り組み】
茨城県:https://techplanter.com/ibaraki2017/
※上記のリンクは2017年の内容になります。2018年度のWEBは近日公開いたします
熊本県:
https://techplanter.com/kumamoto2018/
滋賀県:https://techplanter.com/shiga2018/
静岡県:https://techplanter.com/shizuoka2018/

 

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス 地域開発事業部 河嶋・川名
E-mail:[email protected]/TEL:03-5227-4198

 


 

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