経産省の「未来の教室」実証事業に採択、“ワクワク”を喚起する教育プログラムを開発

経産省の「未来の教室」実証事業に採択、“ワクワク”を喚起する教育プログラムを開発

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸 幸弘)は2002年の設立当初から一貫して次世代育成に取り組んで参りました。大学や企業の研究者が、真剣にこどもたちのことを考え、現場へ出向いてこどもたちが学ぶ場を作ること。それがリバネスが考える持続可能な次世代育成の仕組みです。そして、今では100社の教育応援企業とともに数々の教育プログラムを開発、実施しております。(リバネス教育応援プロジェクトについて https://lne.st/2018/08/02/ed02/

これらの取り組みの中で、私たちが強く感じることは、「こどもたちの好奇心、ワクワクから生まれる主体的な行動こそが、学びを生み出す」ということです。その主体的な行動を起こすきっかけ作りとして、実験教室を始め、研究者のインタビュー記事や実験の体験レポートを通じて科学の魅力を伝える中高生向け科学雑誌『someone』、小学校を舞台にした科学イベントなど、サイエンスへの興味を喚起するさまざまなコンテンツや企画を開発して参りました。

このたび採択を受けた経産省の「未来の教室」実証事業(平成29年度補正学びと社会の連携促進事業(「未来の教室」(学びの場)創出事業)では、動画とインタラクティブコンテンツというメディアを使った実証実験と、多くのこどもたちがサイエンスにワクワクするプラットフォームの開発を行います。


本事業で取り組む内容は以下の2つです。

①動画の作成・検証

閲覧者のワクワク心を刺激し、直感的に自分でも試したいと思うサイエンス動画を制作します。テーマの例は、中高生研究者紹介、実験・工作、研究所への訪問・インタビューです。また、よりワクワクを喚起する内容やストーリー展開についても仮説検証を行っていきます。

②インタラクティブコンテンツの開発

九州大学の研究チームと共同で生態学について学べるインタラクティブコンテンツを開発します。ユーザー(高校生)を、より惹きつけ深い学びへつなげる要素を入れたプログラム開発や、教員やユーザーからのフィードバックをもとにコンテンツの有効性を検証します。

また、次年度以降に向けて、「未来の教室」実証事業から派生した複数事業者が参加するワーキンググループを別途立ち上げ、「ワクワク」を喚起する教育プログラムの開発や実証結果に対する考察等の議論を行っていく予定です。

本プロジェクトの進捗については、今後もリバネスのコーポレートウェブ上で継続的にリリースしていきます。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス 教育総合研究センター
E-mail:[email protected] TEL:03-5227-4198