Hyper Interdisciplinary Conference in Indonesia 2022を開催しました

Hyper Interdisciplinary Conference in Indonesia 2022を開催しました

株式会社リバネスは、子会社のLeave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.主催で、2022年11月12日にインドネシアで初めてのHyper Interdisciplinary Conference in Indonesia 2022(以下HIC IDN 2022)を実施しました。リバネスはインドネシアでの産官学の関係性強化と共に、将来的な連携創出を今後加速させていきます。

 

BLOCK71 Jakartaを会場として実施した本大会は、メインパートナーとしてAerodyne Group、セッションパートナーとしてマルハニチロ株式会社、サポーティングパートナーとして株式会社ユーグレナの協力を得て開催されました。「Blue Archipelago: Revolution of Indonesian Marine and Coastal Economy(青き多島海:インドネシアの海洋・沿岸経済の変革革命)」をテーマに、インドネシアの沿岸地域社会の生活全般に関わる課題を知り、その解決に向けた取り組みを超異分野で議論することを目的に開催した本大会では、多様な業界や分野の専門性を有する74名の参加者が来場して、新たな知識を生み出し、予測される課題を克服するために議論を交わしました。

 

Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.のAisyah Abdul Hamidによる開会挨拶

 

Aerodyne Group Chief Product Officer Razwan Zakaria氏による特別講演

 

当日は、基調講演、パネルディスカッション、研究者/スタートアップ企業によるショートピッチ(Startup Splash/Tech Splash)、ポスター・ブース展示などのプログラムを実施しました。基調講演は、「Enabling Sustainable Coastal Economy to Improve Indonesia(インドネシアにおける持続可能な沿岸経済の実現)」をテーマに、インドネシア国立研究開発機構(BRIN)地球科学・海洋研究機構のOcky Karna Radjasa教授により、インドネシアの沿岸生態系の現状と課題、沿岸生態系を支えるBRINの研究・イノベーションについてお話しいただきました。その後、Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.Managing DirectorのAbdul Hakim Sahidiがモデレーターを務め、同テーマのパネルディスカッションが行われました。このパネルディスカッションでは、本大会のメインパートナーであるAerodyne GroupのRazwan Zakaria氏、そしてインドネシア最大の総合水産商社であるArunaのWalesa Danto氏に参加いただき、インドネシアにおける沿岸経済強化のための取り組みについて議論しました。

 

独立行政法人海洋研究開発機構(BRIN)地球科学・海洋研究機構のOcky Karna Radjasa氏による基調講演

 

パネルディスカッションの様子。左から モデレーターのLeave a Nest Malaysia Managing Director Abdul Hakim Sahidi、Aruna Indonesia Product Head, Walesa Danto氏、Aerodyne Group Chief Product Officer, Razwan Zakaria氏。

 

続いて、研究者によるショートピッチ「Startup Splash」に先立ち、本大会のサポートパートナーである株式会社ユーグレナ執行役員CTOの鈴木健吾氏による講演が行われました。ピッチでは、ユーグレナ社、BRIN、ボゴール農科大学、ディポネゴロ大学、ハサヌディン大学より6名の研究者による、熱いプレゼンテーションが行われました。その後のポスターセッションでは、参加者同士のネットワーキングや共同研究の可能性についての議論が活発に行われました。  

 

株式会社ユーグレナ執行役員CTO 鈴木健吾氏による地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)でのプロジェクト紹介

 

午後の部では、マルハニチロ株式会社をパートナーとするセッション「Enhancement of Blue Carbon for Life Below Water and Sustainable Fisheries(持続可能な漁業の実現に向けたブルーカーボン生態系への着目)」を実施しましたが。マルハニチロ株式会社 中央研究所 玉井忠和氏様、ボゴール農科大学水産海洋学部 教授 Luky Adrianto氏、海洋ロボット技術を有する現地企業であるRoshark Marine社からBagas Musamma Nanda氏を迎え、Leave a Nest MalaysiaのAisyah Abdul Hamidのファシリテーションのもと、インドネシアにおけるブルーカーボン生態系の維持とブルーエコノミーに関連した話題と課題解決のための連携可能性についての議論が繰り広げられました。

 

パネルディスカッションでの議論の様子。左から Aisyah Abdul Hamid、マルハニチロ株式会社 玉井忠和氏、ボゴール農科大学 Luky Adrianto氏、Roshark Marine社 Bagas Musamma Nanda氏。

 

その後、スタートアップ企業によるTech Splashを実施しました。「Underpinning Coastal Economic Transition to Optimize Wealth(富の最適化を目指した沿岸経済体制の移行を支える技術)」をテーマに、8社のスタートアップ企業が各5分間で自社の画期的な研究や技術について発表しました。本セッションをきっかけに、登壇者同士での共同プロジェクトの立ち上げ計画が生まれるなど、事後の具体的につながる取り組みとなりました。

 

研究者及びスタートアップによるショートピッチの登壇者の集合写真

 

3つ目の最終セッションは、「Modernizing Coastal Transportation for Better Accessibility(沿岸交通の近代化とアクセシビリティの向上)」をテーマに実施しました。このセッションでは、クリーンエネルギーの導入や流通に関わるスタートアップを支援するアクセラレーターであるNew Energy Nexus、東南アジア初のドローンスタートアップであるFrogs Indonesia、インドネシア大学、海上輸送技術の開発を行うスタートアップGeolabX からパネリストをお招きし、Leave a Nest MalaysiaのMohd Izwan Zainolがモデレーターを務めました。本セッションでは、インドネシアにおける交通の課題やギャップが提示され、スタートアップ企業による技術実装による解決の可能性や沿岸地域のコミュニティに求めることなどが議論されました。

 

パネルディスカッションの様子。左からLeave a Nest Malaysia Izwan Mohd Zainol、New Energy NexusのJaka Kelana Putra氏、Frogs IndonesiaのIr. Alexander Ludi、インドネシア大学の Ir. Sunaryo氏、GeolabXのMaulana Aria Pratama氏。

 

ポスター賞は、ボゴール農科大学のrer.nat Kustiariyah Tarman氏に授与されました。

 

パートナー、参加者の皆様のご協力のもと、初開催となるHIC IDN 2022を成功裏に収めることができました。本大会をきっかけに、政府、民間企業、大学、スタートアップなど、出席した研究者の間で新しいアイデアや連携機会が次々に生まれはじめています。

株式会社リバネスは、今度もインドネシアをはじめ、東南アジア、日本をの連携創出を目指した取り組みを続けて参ります。次回もインドネシアでの超異分野学会の実施を予定しておりますので、ご興味をお持ちの皆様は是非ご気軽にお問合せください。

 

問い合わせ先

株式会社リバネス グループ開発事業部

担当:上野、武田

MAIL: [email protected]

TEL:03-5227-4198