週末開発が止まらない！ TECH HACKERがのこしたもの
「週末でできるIoT」をキーワードにした、ものづくり中心のハッカソン「TECH HACKER」が回数を重ね、これまでに5回の実施を迎えた。この取組は株式会社リバネスが運営するシードアクセラレーションプログラムTECH PLANTERの活動の一環として、優秀なハードウェアエンジニアの発掘を目指している。イベントは、ハードウェアのプロトタイピングへの投資を行うABBALabと協力して実施し、2日間でプロトタイプをつくりあげるハードウェアに特化したハッカソンだ。
マインドストーム編
第1回はロボティクス・プログラミング教材として知られるレゴ・マインドストームの新機種EV3を活用し、IoT製品のプロトタイプ開発を目指します。
RICOH THETA編
第2回は“全天球”まるっと撮影できるカメラとして知られるRICOH THETAとリコーの提供するAPI/SDK（β版）を使って、IoT製品のプロトタイプ開発を目指します。
作例：「ルンバの気持ち」
アクアリウム編
近年人気があり飼育人口も増加中のアクアリウム。水槽にあたる光を使って水草が光合成し、酸素を生む。水中に溶け込んだ酸素によって魚は生き、有機物をまた水草に返す…。小さな地球ともいえるアクアリウムにおけるIoT製品のプロトタイプ開発を行います。
作例：「感情と魚のプロジェクションマッピング」
小型植物工場編
近年、日本の農林水産業にITとロボットブームが押し寄せています。無人で農作業するトラクターや全自動性植物工場、ITと組み合わせた漁業などが実現されれば、少子高齢化による農業労働人口の減少を生産現場の革新により、生産効率向上などで解決できるかもしれません。
作例：「害虫駆除装置」
バイオの実験機器編
近年、様々な開発が行われ、自分の部屋でバイオの研究を始める「Bio Hacker」が生まれるなど、流行の兆しが見える分野です。
作例：「NFCタグによる、実験管理ツール」