5/30 (火) リバネスCEO丸が東北大学イノベーション創発塾で講義を行いました

5/30 (火) リバネスCEO丸が東北大学イノベーション創発塾で講義を行いました

2017年5月30日、東北大学リバネス代表CEO丸幸弘が東北大学イノベーション創発塾にて講義を行いました。

イノベーション創発塾は修士・博士の学生を対象として、イノベーションを起こすことができる人財の育成を目指すプログラムであり、東北大学高度イノベーション博士人財育成ユニットによって運営されています。

リバネスは初年度から塾生に対し、講演を行っています。4年目となる本年度の講義には、塾生、見学者、教員合わせ、40名を超える方々にご参加いただきました。

当日は、「研究者が活躍する新時代 21世紀型のイノベーション」というテーマで講演を行いました。

【講演概要】

講義テーマ: 研究者が活躍する新時代 21世紀型のイノベーション
流れ:
第一部 自己紹介 僕が起業した理由
〜どんな未来を描くか〜
第二部 アントレプレナーとは? ベンチャー企業の魅力を探る
〜研究者が活き活きと活躍する会社、リバネス〜
第三部 イノベーションのための21世紀型のビジネス
〜QPMIサイクル〜
第四部 博士人材のミッションと期待
〜研究室の外に出よう〜

講義では、リバネスの創業を振り返り、研究者の持つ課題意識と、課題解決に向けた情熱こそが、これからのイノベーションを起こし続ける原動力となることを熱く伝えました(QPMIサイクル※)。また、リバネスが行う「テックプランター」に参加するベンチャー達の紹介を通し、今まさにQPMIサイクルを回しながらイノベーションが起こり始めている事を伝えました。

講義内で、受講生が自分のQuestionとPassionを伝えるワークを実施しました。「廃棄物をなんとかしたい」、「一人の人間に世界中の知識を叩き込んだらどうなるか見てみたい」、「遠隔地医療問題を解決したい」、「創薬システムにイノベーションを起こしたい」など様々な意見が飛び出し、その後、似た課題意識をもつメンバー同士で議論が起こるなど、会場が熱気に包まれました。塾生達からは「ベンチャー企業はこれまで自分たちとは関係ないと思っていたけれど、研究者の将来の選択肢として考えられるようになった」といった感想をいただきました。

ポスドク問題の解決に取り組むリバネスでは、今後も大学院生、ポスドク向けのキャリア講演や研修等を行っていきます。ご講演をご依頼の方は、以下よりご連絡ください。
https://lne.st/contact/

※QPMIサイクル:研究者ならば誰もが持つQ (Question) から、自分なりのP (Passion) を認識し、それをわかりやすく伝えることで目的 (Mission) を共有できる仲間が集まり、結果としてイノベーション (Innovation) が起こるということ、そしてそのイノベーションから新たな課題 (Q) が見えることで、サイクルが回りイノベーションが起こり続けるという考え方。

ワークショップの様子

ワークをきっかけに創薬の課題に注目するメンバーが集まり、チームが生まれました。

QPMIサイクルやその事例、リバネスの文化にご興味をお持ちの方は、 以下書籍にて御覧いただけます。
「世界を変えるビジネスは、たった一人の熱から生まれる」

リバネスでは昨年東北大学と共催で中高生のための学会「サイエンスキャッスル東北大会」を開催し、博士審査員として昨年度の塾生の方々にも参加していただきました。本年も同様のイベントを12月17日(日)に開催いたします。
https://lne.st/2015/12/11/s-castle-tohoku-report/
サイエンスキャッスル2017:https://s-castle.com/castlemeeting2017/

本件に関するお問い合わせ先:
株式会社リバネス E-mail: [email protected]