Global Rocketry Challenge第10期 打ち上げ会を日本大学理工学部で開催

Global Rocketry Challenge第10期 打ち上げ会を日本大学理工学部で開催

2026年8月5日、日本大学理工学部船橋キャンパスにて、第10期Global Rocketry Challengeの打ち上げ会を開催しました。

Global Rocketry Challengeでは、中高生がチームごとにモデルロケットの設計・製作に取り組んでいます。5月16日の任命式以降、各チームはそれぞれの学校で開発を進めてきました。今回の打ち上げ会では、各校が製作したモデルロケットの打ち上げに加え、日本大学理工学部の研究施設見学、研究者・学生による講演、参加校および過去参加校との技術交流を実施しました。


午前には、日本大学理工学部の髙橋賢一先生と日大ロケット研究会の学生による講演および研究施設見学ツアーを実施しました。

↑見学の様子(左:ロケットエンジン燃焼試験設備、右:大型低速風洞実験設備)

施設見学では、大型低速風洞実験設備やロケットエンジン燃焼試験設備の実演を見学しました。
風洞では、生徒たちが実際に風速20m/sの風を体感しました。立っているのもやっとと感じるほどの強い風を全身で受けた後、それでも風洞実験としてはさらに速い風を発生させる設備があることを知り、驚きの声が上がりました。建物一つ分ほどの大きさがある設備を目の前にし、普段は見ることのできない研究のスケールを実感する機会となりました。

ロケットエンジン燃焼試験の実演では、実機の10分の1スケールの模型でありながら、大きな音と眩しい光を伴って燃焼する様子を間近で見学しました。生徒たちはその迫力に驚きながら、「このエンジンでは実際にどれくらい飛ぶのか」など、自分たちが取り組んでいるモデルロケット開発とも結びつけながら、説明を担当した大学生に質問を投げかけていました。


午後には、参加各校がこれまで開発してきたモデルロケットの打ち上げを行いました。

生徒たちは飛行の様子を記録し、事前に想定した飛行と実際の結果を比較しました。打ち上げ後には学校ごとに振り返りを行い、飛行結果とワークシートをもとに、機体の状態や今後の改良点について話し合いました。10月の全国大会に向けた実験の機会として、結果に一喜一憂するのではなく、得られた結果から「次に何を変えるか」「何を確かめるか」を真剣に考える姿が見られました。

↑他校のモデルロケット製作の工夫点を聞き出す様子

その後、参加校同士による技術交流会を実施しました。各校が製作した機体を見ながら、設計意図や製作方法、開発中に生じた課題などについて意見を交わしました。普段は交流する機会の少ない他校の生徒にも、緊張しながら自ら声をかけ、機体の工夫や試行錯誤について質問し、自分たちの次の改良につながるヒントを探していました。

また今回は、過去にGlobal Rocketry Challengeへ参加した倉敷工業高等学校および岩瀬日本大学高等学校の生徒・教員も参加してくださいました。過去参加校との交流では、機体製作や実験方法について助言を受ける場面や、これまでの開発で行ってきた試行錯誤について話を聞く場面が見られました。

各チームは、得た情報を持ち帰り、10月の全国大会に向けて引き続き開発を進めていきます。


〈体制〉
主催:特定非営利活動法人日本モデルロケット協会
協賛:ロッキード マーティン
企画・運営:株式会社リバネス

 

問い合わせ先
株式会社リバネス 教育開発事業部
担当:岩松、濱田、大島
TEL:03-5227-4198
MAIL:[email protected]