研究者が最大限に力を引き出せる場所
中嶋 香織 修士(バイオサイエンス)
人生の岐路に立ったとき、リバネスがあった
研究が大好きな私が研究と同じくらい興味があったのが、科学教育でした。大学院に通いながら週末はNAIST サイエンス塾の講師を担当し、研究の楽しさを次世代に伝える活動をしていました。次第に「研究経験を活かし、何か自分で作り上げることができる場所に身を置きたい」という思いを持ち、検索をして目に留まったのがリバネス。手に取ったことがあるキャリア雑誌『incu・be』が実はリバネスの出版物であったことも知りました。気がついたら大阪事業所の門をたたいていたのです。第一印象は、「研究室と同じ匂いがする会社だな」ということ。リバネスの社員はひとりひとりがテーマを持ってビジネスにチャレンジしていました。研究者のようなビジネスへのアプローチが自分にとっては居心地が良く、魅力的に映りました。
社員が皆それぞれ、多様なプロジェクトを動かしていてインターン生のときに見えてた仕事ってほんの一部だったと思いました。
研究者が新しい価値を作り出す場所
大阪のインターンシップでは、社員と密接に関わってプロジェクト運営について学ぶことができました。実験教室や科学イベントの運営など次々と新しいチャレンジをしました。その後、東京で研究助手として就職し、同時に東京本社でのインターンシップにも参加。そこには、社会人やポスドクなどさらに多様な研究者のコミュニティがありました。勤め先の異なる社会人とカジュアルな環境で意見交換ができ、企画開発や営業を経験できたことは大きな財産になっています。研究者になることも検討していましたが、教育・研究の両方に携わることができ、新しい価値を創りだす環境があるリバネスに入社する気持ちを強めることができたのもインターンシップを経験したからだと思います。
熱くなる企画をつくろう
リバネスでは新企画を立ち上げるのに新入社員も経験豊富な社員も関係ないということを今、まさに身をもって体験しています。入社して6カ月、自分が取り組んでいる研究を教育現場に届けたいという想いから、学校で先端科学を体験できる実験キットを開発しました。また、大学生が高校生へ研究者の魅力を分かりやすく伝えるトレーニングをする企画をつくるなど、どんどん新しいことに挑戦しています。リバネス最大の魅力は自分で熱くなれる企画を作り続けられることです。専門家としての知識と経験を持ち、探究心に溢れたマインドをもった人にとっては、リバネスという会社はぴったりですね。
中嶋 香織(なかしま かおり) プロフィール
奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 博士前期課程修了。同大学博士後期課程を2012年3月末で中途退学。その後、横浜市立大学 生命ナノシステム研究科 特任助手を経て、2013年5月 株式会社リバネスに入社。大学院時代はNAISTサイエンス塾の講師をつとめる。2012年12月、リバネス関西事業所でインターンシップ参加。