〔リバネスセンシズ〕「研究が好きなひとが好き」なひと(後編)

〔リバネスセンシズ〕「研究が好きなひとが好き」なひと(後編)

リバネスセンシズでは、リバネスメンバーのインタビューを通して、そのパッションを紐解き、実現しようとする個々の未来像をお伝えします。

塚越 光(つかごし ひかる)

修士(農学)
専門分野:微生物学、酵素学

(聴き手:佐野 卓郎)

大手コンサルティング会社に就職し、仕事をしているうちに、科学と研究が好きだと改めて気づいた塚越さん。リバネスに転職し仕事をする中で、自身がどのような変化をしてきたのかについて聞いてみた。

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佐野:リバネスに入社して最初の仕事は何でしたか?

塚越:入社してすぐに、色々な仕事にアサインされました。最初は人材開発事業部というところに配属されましたから、多くの企業や学生、研究者に会う機会がありましたね。その中でも一番記憶にあるのが「キャリアディスカバリーセミナー」でした。食品系企業とのタイアップ企画だったのですが、学びの多いプロジェクトでした。
「ひとつのプロジェクトをこんなに熟考して作り込んでいくんだ」とびっくりしたのを覚えています。リバネスは多くのプロジェクトが並走していますから、メンバーも各々たくさんのプロジェクトに参加しています。そんな中で、これほどまでに1つのプロジェクトに注力するんだとドキドキしました。
多くのプロジェクトを立ち上げても、それらがいい加減で、次々に失敗してしまっては意味がありません。すべてのプロジェクトが120%の力で動かされている会社なんです。

佐野:最近は、ご自身の希望で研究開発事業部に異動しましたよね?

塚越:そうですね、今期に入ってから異動しました。これまでは研究者に寄り添って様々な仕事をしてきましたが、やっぱり「研究」が好きなんですよね。
研究が好きで、研究が好きな人が好き。今思うと結婚相手も結局そうでしたね(笑)。大学にいたとき一番熱心にやってる研究者でした。

佐野:今後はどのようなことをしていきますか?

塚越:研究者同士、あるいは研究と社会の間に入り込んで、推進力になっていきたいですね。自分のバックグラウンドのみとか、そういった狭い分野に限定せず、いろんな分野の研究者たちに寄り添って、一緒に研究を進めていけるような人になりたいです。
そうすることで、研究者も、そして私自身も成長できると考えています。

研究者が研究室の外へ踏み出し、自分の研究と社会をつないでいくことは、きっと容易ではないことだ。そんな中、塚越さんは研究者にとって心強い存在になっていくに違いない。

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