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〔リバネスセンシズ〕世界各地で未来の自律的創出を促すひと(前編)

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リバネスセンシズでは、リバネスメンバーのインタビューを通して、そのパッションを紐解き、実現しようとする個々の未来像をお伝えします。

土井 寛之(どい ひろゆき)
博士(理学)

専門分野:溶液化学、分析化学、計算化学

(聴き手:佐野 卓郎)

学生時代はバックパッカーとして世界中を旅した。博士後期課程の頃にはドイツで3ヶ月ほど研究をしていた。日本には1.2億人が住んでいるが、世界には70億人もの人がいる。土井 寛之(どい ひろゆき)さんは、世界の人たちと関わりを持つ方がワクワクすると気がついたという。今回は、そんな土井さんに話を聞いてみた。

佐野:教育に興味がありますよね?

土井:そうですね。実は昔、親戚の子供が刺身が海で泳いでいると言っているのを聞いて、衝撃を受けたことがあります。食べ物の多くが、材料を加工し調理した姿で食卓に並ぶわけですが、それらのルーツを知る機会がないことに気づいたんです。
そんなある日、大手ラーメン店の方と知り合い、粉からラーメンを作るワークショップを行ったことがありました。粉はサラサラで、水もサラサラしているのに、混ぜたらベタベタになるのはなぜだろうという視点で、科学を織り交ぜた企画でした。1回500円のワークショップです。

佐野:リバネスの最初の講演企画と一緒の値段ですね。

土井:はい。でも、僕がやっていることはお金にならないし、NPOやボランティアでしかないとも思っていました。学生を卒業して就職するならば、やはり、大手企業の研究所で得意な化学の研究をやるしかないだろうと考えていたんです。結構悩みました。そしてやっぱり、得意でかつ好きなことを仕事にしたいと思うようになったんです。
ある時、僕がやっていた活動は「サイエンスコミュニケーション」というらしいことを知りました。色々と調べながら、博士後期課程からサイエンスコミュニケーションを学べるケンブリッジ大学に行こうとも考えましたが、何と言っても学費高い。サイエンスコミュニケーターのキャリアパスをインターネットで調べていたところ、藤田さんのブログを見つけ、リバネスを知りました。
リバネスは、私がやりたいことをビジネスにしていたんです。

佐野:教育やサイエンスコミュニケーションに対する熱がすごいですね。

土井:僕が高校生だった頃、化学といえば暗記科目でした。僕は点数がよかっただけで化学の道を選びました。大学に入って勉強をしてみると、実は考えることがとても多く、むしろ考えないと理解ができない分野だったんです。
高校生のときに、自分のやりたいことや分野が見えて来るようなサポートをしたい。目を輝かせるような高校生を増やしたいと思っています。

 

後編

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