【企業向け】自社の研究員と描く長期研究計画策定支援サービスを開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)は、外部研究者やベンチャー等の着目する社会課題や実現を目指す世界と企業研究者の発想を掛け合わせて、創造する未来の実現やその時代に顕在化するであろう課題を描き、それを企業の長期研究計画策定に活用する支援サービスを開始します。
本サービスの企画概要
長期研究計画策定サービスとは、予測困難で不確実な未来に向けて、今からどのような研究開発に取り組むべきか、自社の研究員と共にその拠り所となる未来を描き、長期研究計画を策定するプログラムです。本プログラムでは、未来を2つの視点で捉えます。1つは、外部の研究者やベンチャー等が着目する社会課題や実現を目指す世界を題材に未来を透かして見るというものです。様々な分野から多角的に捉えることで、解像度の高い未来像を大まかな時間軸とあわせて描くことが可能です。もう1つは、そのような未来像をもとにしつつ、自社の研究員が創りたい未来を思い描き、数多くのアイデア「100の風船」として表現します。自社のビジョンを理解し、強みや特徴を把握している研究員が、様々な分野の研究者やベンチャー等が向き合っている課題や未来をシーズに創りたい未来を描くことで、これから向き合うべき自社に相応しい長期研究計画をその担い手とともに策定します。
企画背景
私たちの生活は5年10年で大きく変化します。振り返って見ると、この変化の要素のひとつひとつは、以前から研究開発されてきたものであり、意外性のあるものは決して多くはありません。しかし、それらが複数あわさって具現化された世界は、予想し難いほど異なる世界として表出します。それでも5年10年先は、現在の複数の研究開発の延長線上として捉えることができ、また世界的なマイルストンである2030アジェンダが示されていることから、まだ予想の範疇といえるかも知れません。一方、10年以上先の未来はどうでしょうか。もしかするともっと先を見据えた長期研究計画を策定するにあたっては、現在の延長線上にある未来だったとしても予測は極めて困難な未来です。このような状況下で策定せざるを得ない長期研究計画は、拠り所となる根拠も希薄で、また自信をもって推進もできないのが実情ではないでしょうか。本プログラムでは、自社の研究員が外部の知見を活用しながら、数多くの未来を創りたい世界として描き、それを拠り所に長期研究計画を策定するものです。自社の未来を担う若手や中堅の研究員も交えての計画は、一定の不確実性をともなったものであったとしても、自信をもって推進できる計画として策定することが可能です。
◆お問い合わせ先
株式会社リバネス 研究開発事業部(担当:岡崎・川名)
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
TEL: 03-5227-4198 FAX: 03-5227-4199 Mail: [email protected]