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【学校向けアントレ教育】STEAM教材を活用したアントレプレナーシップ教育プログラムを開発し、中学・高校での実証授業を実施しました|令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマB. 「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマ)」

【学校向けアントレ教育】STEAM教材を活用したアントレプレナーシップ教育プログラムを開発し、中学・高校での実証授業を実施しました|令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマB. 「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマ)」

 株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋修一郎、以下「リバネス」)は、経済産業省より公募された「令和4年度(2022年度)「未来の教室」実証事業(テーマB. 「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマ)」に採択され、学校の先生が授業の中で活用できるアントレプレナーシップ教育プログラム「ハッケンLENS〜リアルテックベンチャーの姿から学び社会のために小さな一歩を踏み出す〜」を開発し、中学・高校での実証授業を実施しました。経産省からのリリース / リバネスからのリリース

 リバネスでは、2020・2021年度に経済産業省が主導する未来の教室「STEAMライブラリー」構築事業(※1)の採択を受け、STEAM教育コンテンツ「ハッケンLENS 〜 地球の未来をリアルテックベンチャーからのぞく 〜」、「ハッケンLENS 〜宇宙での“食”を開発し、未来を共に創るSPACE FOODSPHERE 編〜」を開発しており、これらの教材を活用したプログラムです。

※1|経済産業省は、2018年より子ども達一人ひとりが未来を創る当事者として育つために、令和の教育改革として1.学びのSTEAM化、2.学びの自立化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを3本の柱とした「未来の教室」の構築を進めています。その柱の一つ、学びのSTEAM化の実現のために2021年春、STEAMライブラリーがオープンされました。このSTEAMライブラリーは、「知る」と「創る」の循環的な学びを実現するための教材コンテンツや指導案などが1カ所に集約されたプラットフォームであり、教育機関で積極的に活用されていくことが期待されています。

本事業では、これまで「未来の教室実証事業」を通じて開発したSTEAM教育コンテンツをアントレプレナーシップ教育プログラムとして授業案・教材を再編した上で、実際に学校の授業で活用して、検証を行いました。今後、学校教育で加速されるアントレプレナーシップ教育(※2)を学校現場で推進していく上でも、これらのプログラムが有効であることが実証できました。

※2|2022年2月岸田内閣総理大臣は、同年をスタートアップ創出元年と宣言し、スタートアップ育成5カ年計画として、起業家教育を明記する方針を発信しました。6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2022」でも「新しい資本主義に向けた重点分野」の中に明記されています。

 今回開発した『ハッケンLENS 〜リアルテックベンチャーの姿から学び、社会のために小さな一歩を踏み出す〜』は、リアルテックベンチャー(研究開発型ベンチャー)の起業家が社会課題解決に挑戦している姿から課題解決に向き合う姿勢「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を学び生徒自身が解決したい課題・探究テーマの発見につなげるプログラムです。

 本プログラムは、事前学習30min+1コマ授業で完結する反転学習方式で実施できます。リアルテックベンチャー創業者4名が創業エピソードを語る動画を視聴して、生徒たちなりの解釈で、アントレプレナーシップを言語化します。言語化した内容を踏まえて、各々が挑戦したいテーマと、そのテーマ推進に向けて踏み出したい一歩目を宣言します。ここまでを1コマで実施し、授業後のアンケートでは、生徒自身が興味関心のあるキーワードを複数選択・回答し、その内容に合致した動画リンクをリコメンドすることで、興味の深堀りを後押しします。また、興味関心が近い生徒同士を可視化することで、探究テーマを推進するチームの組成を促進します。

※本コンテンツは未来の教室「STEAMライブラリー」にて無償一般公開されるもので、どなたでも活用いただけます。


▲プログラムの特徴


▲プログラムの流れ


▲授業後に興味関心のあるテーマをアンケート収集・クラスター分析を行い、
興味の近い生徒同士のチームアップをフォロー(授業アンケート回収後にお問い合わせください)

 これらの体験から答えのないことに挑戦する姿勢を学ぶことで、生徒各々の自分なりのテーマ設定と一歩目のアクション宣言を引き出し、小さな行動を積み重ねて課題解決や夢を実現するきっかけを作ることをねらいとしています。

<活用するベンチャー創業者が出演する動画教材一覧>
「株式会社チャレナジー」世界初の風力発電に触れよ!〜1人の情熱が地球を救う〜
「一般社団法人SPACE FOODSPHERE」宇宙で“食”を楽しむことができるのか?
「株式会社プランテックス」サラダを宇宙で食べられるのか?〜環境制御で実現する“植物工場”〜
「インテグリカルチャー株式会社」ステーキを宇宙で食べられるのか?〜環境制御で実現する“培養肉工場”〜

<公開している教材・制作物一覧>
教員向け指導ガイド
教員向けプログラム活用促進チラシ
生徒向けフローチャート
生徒向け動画概要資料
生徒向けワークシート1
生徒向けワークシート2

<学校での実践事例・動画>
茨城県立 勝田高等学校
群馬県上野村立 上野中学校


▲子どもたちの視点で描いた未来像がフィードバックとして循環する持続可能なモデル

 子どもたちが描いた未来像は、実践者へ届けられる仕組みになっており、社会からの声が事業のビジョンに還元されていく循環モデルとして設計されています。

 リバネスでは今後も「地球の未来をリアルテックベンチャーからのぞく」をキーワードに、社会課題の解決に立ち向かう起業家・ベンチャーを扱った「ハッケンLENS」のコンテンツ開発を継続していき、子どもたちの学びと新たな技術の社会実装を加速していきます。

<「ハッケンLENS」のページはこちら>

<実践事例・教材の閲覧方法>

 STEAMライブラリーのサイトにアクセスした上で、「実践事例」のタブをクリックして、「ハッケンLENS〜リアルテックベンチャーの姿から学び社会のために小さな一歩を踏み出す〜」の欄をご参照ください。

<「ハッケンLENS」の由来>

 「ハッケンLENS」は、案内人である「見つけタロー」のレンズ(LENS)を通して、地球のために挑戦し続けている起業家のストーリーを、「みつける」、「ふれる」、「さぐる」ことで、新たな発見(ハッケン)が生まれることを願って名付けられました。

 「LENS」は、リバネス(Leave a Nest)が応援する起業家(Entrepreneur)の誕生ストーリー(Nascent Storys)という意味も込められています。

<参考:開発エピソード>

今回のSTEAM教育コンテンツ開発に込めた想いや学校での活用イメージについて、株式会社 Study Valley様に取材いただきました。併せてご参照ください。

”自分のワクワク”を信じて突き進んでほしい!「宇宙」を通じて好きを究める探究を~株式会社リバネス~

 <公開している教材・制作物一覧>

<学校での実践事例・動画>

▲茨城県立 勝田高等学校での実践動画

▲群馬県上野村立 上野中学校での実践動画

<活用する動画教材一覧>

▲「株式会社チャレナジー」世界初の風力発電に触れよ!〜1人の情熱が地球を救う〜

▲「一般社団法人SPACE FOODSPHERE」宇宙で“食”を楽しむことができるのか?

▲「株式会社プランテックス」サラダを宇宙で食べられるのか?〜環境制御で実現する“植物工場”〜

▲「インテグリカルチャー株式会社」ステーキを宇宙で食べられるのか?〜環境制御で実現する“培養肉工場”〜

■未来の教室について

 経済産業省では新しい学習指導要領のもとで、1人1台端末と様々なEdTech (エドテック)を活用した新しい学び方を実証する「未来の教室」実証事業を、 2018年度から全国の学校などと進めています。
未来の教室ページ:https://www.learning-innovation.go.jp/

■STEAMライブラリーとは

 経済産業省では、子ども達が「未来社会の創り手」に育つきっかけを提供すべく、産業界や研究機関等と連携し、学際的で探究的な学習のための多様なデジタルコンテンツを開発し「STEAMライブラリーVer.1」として2021年3月に無償公開しました。
その後、全国の学校関係者によるフィードバックを踏まえながら、ウェブサイトのデザイン改修、コンテンツの修正・拡張、そして新規コンテンツの追加を実施し、今年3月にリニューアルオープンしました。
STEAMライブラリーは、生徒が一方的に学習をするだけでなく、教師や研究者、企業人も交わる双方向的な学習の場を目指して、先生達の負担は最低限でありながら、子ども達が一貫してワクワクした気持ちで学習に臨むような教育を実現する一助となる可能性を秘めています。

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お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。
階層クラスター分析を希望の場合は、授業アンケート回答後にお問い合わせください。

株式会社リバネス 製造開発事業部
MAIL:[email protected]
TEL: 03-5227-4198