• HOME
  • 【リバネス24周年記念企画・第3弾】20年以上の世界初の科学技術を産業へと育てる実践知の概念を「L VENTURES15ヶ条」として発表

【リバネス24周年記念企画・第3弾】20年以上の世界初の科学技術を産業へと育てる実践知の概念を「L VENTURES15ヶ条」として発表

【リバネス24周年記念企画・第3弾】20年以上の世界初の科学技術を産業へと育てる実践知の概念を「L VENTURES15ヶ条」として発表

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸 幸弘、以下「リバネス」)は、世界初の科学技術を産業へと育てるベンチャー群の概念「L VENTURES(エル ベンチャーズ)」を形成し、このチームが大切にする考え方を、「L VENTURES 15ヶ条」として制定しました。

この15ヶ条は、新たな経営理論としてつくられたものではありません。2005年の株式会社ユーグレナの創業支援をはじめ、TECH PLANTER、リアルテックファンド、町工場とのものづくり、東南アジアへの展開、そして数多くのベンチャーとの挑戦。リバネスが20年以上にわたり、仲間とともに「世界初を産業にする」ことに挑み続ける中で、繰り返し語られ、実践されてきた考え方を15の言葉にしたものです。

2026年6月には、L VENTURESに関わる71社のベンチャーが集まり、それぞれの挑戦から得た経験や知見を持ち寄って議論しました。その議論も踏まえ、20年以上の実践の中に蓄積されてきた考え方を改めて見つめ直し、次の挑戦者へ受け渡す言葉として体系化しました。行動が先にあり、言葉はその後に生まれました。

リバネスは、この20年以上の実践から生まれた言葉を次の挑戦者たちへとつなぎ、「世界初から、産業へ。」をともに実現する仲間を増やしていきます。

 

一社の挑戦から、世界初を産業にする仕組みへ

L VENTURESの原点をたどると、2005年に創業した株式会社ユーグレナに行き着きます。

東京大学発の微細藻類に関する研究成果を社会に届け、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を活用した事業として成立させる。その挑戦に、リバネスは創業期から関わってきました。

世界初の技術を生み出すことと、それを産業にすることは同じではありません。研究成果があっても、製品をつくり、顧客を見つけ、資金を集め、量産し、仲間を増やさなければ、産業にはなりません。一つひとつの壁を越えていく中で、リバネスには一つの問いが生まれました。「この経験を、一社だけの特殊解で終わらせず、次の世界初を生み出す仕組みにできないか。」この問いを起点として、2014年に、研究開発型ベンチャーの発掘・育成を行う「TECH PLANTER」が始まりました。

しかし、挑戦者を見つけるだけでは、世界初の技術は産業になりません。資金が必要なら、ファンドをつくる。ものづくりが必要なら、町工場と連携する。日本だけでは足りなければ、国境を越えて仲間を探す。異分野と出会う場所もつくる。世界初を産業にするために足りないものがあれば、自分たちでつくる。できないことがあれば、できる人を仲間にする。この実践の積み重ねから、TECH PLANTER、リアルテックファンド、町工場との連携、東南アジアへの展開、Center of Garageなど、現在のL VENTURESにつながる仕組みと仲間が生まれてきました。

 

20年の実践から生まれた、L VENTURESという企業群

こうした挑戦を20年以上続ける中で、業種も、技術も、企業規模も異なりながら、共通する考え方を持つベンチャーがリバネスの周囲に増えていきました。資本関係や取引関係によって括られた企業群ではありません。世界初の技術を生み出すだけで終わらず、産業になるまでやり続ける。自分たちだけでできなければ、仲間をつくる。必要な仕組みやルールがなければ、自らつくる。仲間に助けられたら、次は自分が仲間を助ける。

私たちは、こうした思想を共有し、それぞれの世界初を産業へと育てようとするベンチャー群を「L VENTURES」と呼びます。

L VENTURESは、はじめから定義された仕組みとして存在していたものではありません。

20年以上にわたる実践が先にあり、その実践を振り返ったとき、そこに共通する考え方があることに気づきました。

 

2026年、71社との議論を経て、20年の実践を15の言葉に

2026年6月14日、リバネス設立24周年に開催した「Knowledge Manufacturing Leaders X(KMLx)」では、L VENTURESに関わる71社のベンチャーが集まり、「世界初から、産業へ。」を実現するために、ベンチャーが大切にすべき考え方について議論しました。それぞれ異なる技術や事業を持ち、異なる壁に向き合ってきた71社が、自らの経験を持ち寄りました。その対話をAIも活用しながら構造化・分析するとともに、リバネス代表取締役 グループCEOの丸 幸弘、株式会社ユーグレナ代表取締役社長の出雲 充氏を中心に、世界初を産業にする挑戦の現場を改めて見つめ直しました。

そこから見えてきたのは、新しい「ベンチャー経営の正解」ではありません。すでに20年以上の実践の中で育まれ、挑戦者たちの判断や行動を支えてきた考え方です。

それらを、次の挑戦者たちへ受け渡せる15の言葉として体系化したものが、「L VENTURES 15ヶ条」です。

 

L VENTURES 15ヶ条

01 夢は大きく。新しいことを仕掛けて、世界を変える。

02 売上をつくる。売上が立つ、ということが社会へのインパクトの一歩目だ。

03 三流はいいものをつくり、二流はいい技術をつくり、一流はルールをつくる。

04 不可能を可能にしていくプロセスこそが、世界を前進させる。

05 サイエンスとテクノロジーにはそもそも国境がない。

06 ゆっくり急げ。答えは、汽水域にある。

07 そこに理屈はない。個の情熱がすべてである。

08 意志ではなく、習慣で動く。

09 やらないことを決め、脳の思考資源を浪費しない。

10 想像と準備が全て。自分を過信しない。

11 最高の人を見つけ、信じなさい。なぜ信じるかは、言語化できない。

12 潰れそうなときこそ、大変な時こそ、恥を顧みず会いに行く。

13 節目をつくり、感謝を伝えに行く。

14 何事も3人で始めるのが縁起がいい。

15 L Venturesは世界を変える。だから旅団を組むのだ。

 

AIが言葉を生成できる時代に、実践から生まれた言葉を残す

生成AIは、膨大な知識を組み合わせ、もっともらしい言葉や答えを瞬時に生み出すことができます。一方で、その言葉のもとになる20年以上の実践を生成することはできません。L VENTURES 15ヶ条で私たちが大切にしているのは、言葉そのものの新しさではなく、その言葉の背後にある実践です。技術を生み出しても、売れなければ社会には届かない。自分たちだけでできなければ、最高の仲間を探しに行く。大変なときほど、人に会う。国境を越え、異なる領域をつなぐ。既存のルールでは世界初を実現できなければ、新しいルールをつくる。こうした一つひとつの行動が積み重なり、後から言葉になりました。

KMLxでは、こうした人間の経験を整理し、共通するものを見つけるためにAIも活用しました。AIによって知識を組み合わせることが当たり前になる時代だからこそ、人間が実際に行動することでしか蓄積できない実践知の価値は、より重要になると私たちは考えています。

行動が先にあり、言葉はその後に生まれる。

L VENTURES 15ヶ条は、これまでの20年を振り返るためだけのものではありません。世界初を産業にする次の挑戦者たちへ、20年以上かけて蓄積してきた実践知を受け渡すための言葉です。

 

世界初を、一社で終わらせない 。

一社では、産業はつくれません。

研究者、ベンチャー、大企業、町工場、金融機関、地域、そして国境を越えた仲間。異なる知識と技術を持つ人たちが集まり、一社だけでは越えられない壁に挑む。

15ヶ条の最後にある、

「L Venturesは世界を変える。だから旅団を組むのだ。」

という言葉には、L VENTURESがこれから実現しようとしていることが表れています。

L VENTURESでは、世界初の技術を持つベンチャーを起点に、その企業が直面する壁に応じて、研究者、大企業、ものづくり企業、金融機関、専門家、海外企業などの仲間を集めます。一社を支援するのではなく、一社では越えられない壁に挑むために「旅団」を組む。そして、それぞれの世界初を産業へと育てていきます。

 


世界初から、産業へ。

L VENTURESの思想、20年以上の軌跡、15ヶ条、そしてL VENTURESへの参加については、公式サイトをご覧ください。

L VENTURES 公式サイト
https://ventures.lne.st/

L VENTURESに参加する
https://ventures.lne.st/join/

 

本件に関するお問い合わせ

株式会社リバネス
L VENTURES 担当(長谷川・篠澤・武田・斎藤)
TEL:03-5227-4198