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  • 11月11日(日)亥鼻実験教室「レモンはあまい?~「味」を調べて体のフシギにせまろう!~」を実施しました/主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、共催:(独)中⼩企業基盤整備機構 関東本部、後援:千葉市

11月11日(日)亥鼻実験教室「レモンはあまい?~「味」を調べて体のフシギにせまろう!~」を実施しました/主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、共催:(独)中⼩企業基盤整備機構 関東本部、後援:千葉市

11月11日(日)亥鼻実験教室「レモンはあまい?~「味」を調べて体のフシギにせまろう!~」を実施しました/主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、共催:(独)中⼩企業基盤整備機構 関東本部、後援:千葉市

株式会社リバネスが企画協力を行った亥鼻実験教室、「レモンはあまい?~「味」を調べて体のフシギにせまろう!~」(主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、後援:千葉市)が、11/11(日)に亥鼻イノベーションプラザにて実施されました。

本実験教室では、千葉市内の小学校5・6年生を対象に、医学研究・臨床試験に関する興味関心を持ってもらうために、体の感覚のひとつである「味覚」という切り口から臨床試験疑似体験を行いました。臨床試験の疑似体験前には「インフォームドコンセント」を行い、臨床試験前には試験内容の説明を受け、理解・合意することが必要であることを学びました。臨床試験疑似体験では、子どもたちが「味覚が変わる薬」として、味覚を変える働きのあるミラクルフルーツから作られた食品を口にし、すっぱい飲み物・しょっぱい飲み物・甘い飲み物に対する味覚がどのように変化するのかを評価しました。効果のないことが分かっている食品を偽薬として用い、それと比較することで「味覚が変わる薬」はどのような効果を示すのか、検証を行います。

臨床試験疑似体験中の待機時間には「体のフシギ体験」と称し、目や耳といった自分たちの体を使った不思議な体験も行い、自分自身の体について興味を持ってもらいました。体のフシギ体験の最後には、自分が不思議だと感じる「体のフシギ」を書き出してもらい、それを調べる方法も考えてもらいました。子どもたちも考えてみると自分の体の中に不思議なことがいっぱい詰まっていることに驚いていました。

 

臨床試験疑似体験後、参加者全員の平均結果のデータをグラフにしたものをみて、薬の効果について各々で考察した後、班の中で意見を発表しあいました。その後実験の結果分かったことや、この臨床試験の疑似体験で感じたことなどを班内でまとめ、教室全体に向けて発表を行いました。薬の効果だけでなく、味の感じ方は人によって感じ方が異なったり、繰り返し飲んだり、同じ操作を連続して実施することによる試験の大変さなど、小学生たちは体験を通して様々な気づきを得ていました。

体験後には、臨床試験部の先生による臨床試験の話をお聞きしすることで、新薬の開発における臨床試験の重要性や、複雑がゆえに体のことをしっかりと研究する必要があることを知ることができました。

普段何気なく生活しているときは気がつかないけれども、ふと考えてみると体にいっぱい詰まっている「フシギ」。その「フシギ」を「不思議だな」「何でだろう?」と思って調べていくと新たな発見につながっていきます。私たちの病気を治してくれる薬も体の不思議を調べ、そこから生まれた発見を重ねて結開発されています。その過程には、臨床試験がとても重要であるということを今回の臨床試験疑似体験を通して子どもたちは感じられたのではないでしょうか。

〔参加した生徒の感想〕

  • 自分の知らないことがたくさん知ることができてとてもたのしかったです。
  • やったことのない実験ができてよかったです。
  • レモンだけではなく辛いものも甘くなるのかが知りたい。
  • 人の体でしか分らない事なので臨床試験に興味をもった。
  • レモンが甘く感じるる理由や、臨床試験以外に、体の不思議の話についても教えてもらえておもしろかったです。

〔概要〕日時:2018年11月11日(日)13:30-16:30

対象 千葉市内の小学5・6年生 17名

場所 千葉大亥鼻イノベーションプラザ

内容 講義:千葉大医学部附属病院臨床試験部  花輪道子先生

     実験:ミラクリンを使った臨床試験疑似体験

<亥鼻実験教室について>

亥鼻実験教室は、平成21年度から千葉大学医学部附属病院臨床試験部が主催し、独立行政法人中小企業基盤整備機構の協力、千葉市の後援を得て、千葉大亥鼻イノベーションプラザにおいて行われている、小学生高学年を対象とした実験教室です。

■お問い合わせ先:

教育開発事業部 担当:花里

TEL:03-5227-4198

E-mail:[email protected]