【企業向け】生理指標と心理指標を用いた生活の質の評価サービスを開始

【企業向け】生理指標と心理指標を用いた生活の質の評価サービスを開始

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋 修一郎)は、この度、企業の人事部門、経営企画部門、商品開発部門研究所、等を対象とした生理指標と心理指標を用いた生活の質の評価サービスの提供を開始します。

 

本サービスの企画概要

本サービスは、人が、いつ、どこで、何をしているとき、心理的・生理的にはどのような状態にあるのかを調査できるものです。自社で開発した製品やサービスが人々の心身や暮らしにどのような影響を与えるか、自社メンバーが日常生活中どのような時にストレスを感じているかなどを検証したい企業を対象に開発しました。調査にあたっては生活時間調査とウェアラブル端末などによる生理的状態の継続的なモニタリングを行います(ここではPPTUS:Psycho-Physiological Time Use Surveyと称します)。PPTUSでは、起床直後から就寝前までの生活行動とそれに対応する生理的な状態をつぶさに観察できるので、単なる質問紙による調査や実験室内での生理計測に比べ、被測定者の生活全体の質や、特定の製品やサービスがその人の暮らしにどのような影響を与えたのかなどについて詳細に評価することができるようになります。また、近年普及が進んでいるウェアラブルデバイスの測定結果に対して、本サービスの手法を用いて新たな付加価値をつけることも可能です。デバイスメーカー等からの共同研究開発の依頼も受け付けています。

本サービスの流れは次の通りです。

バブルチャートの横軸は、右側にある項目ほどポジティブであることを、縦軸は、上方にある項目ほどポジティブ、バブルの大きさは各項目従事時間を表しています。評価項目、調査に用いる生理指標、測定期間、測定の粒度などはリバネス担当者とのディスカッションを通じて決定します。

企画背景

Well-beingの実現に向け、生活行動の改善を図ること、それに資する製品やサービスを開発することは現代を生きる我われにとって重要な関心事です。しかし、心と体の状態の両面から、生活そのものを評価する手法はなかなかありません。人の生活を時間という切り口から理解するために生み出された生活時間調査という手法と、テクノロジーを組み合わせることでそれを実現したのがPPTUSです。PPTUSでは、脈波などにより記述される自律神経系の活動などをモニタリングしますが、近年生み出され続ける様々なデバイスを組み込んでいくことでより多くの心と体に関連する情報を取得することができるようになります。

本サービスをきっかけに、人の心と身体、行動という観点から、企業の製品・サービスを検討したり、健康経営を考えるきっかけを提供できればと考えています。

お問い合わせ

株式会社リバネス サイキテック研究所(担当:石尾)

E-mail : [email protected]