【リバネス20周年記念企画・第19弾】「Deep Tech Venture of the Year」アジア初開催：東南アジアのディープテックベンチャー4社を表彰

株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役グループCEO：丸 幸弘）は、ディープイシューの解決に挑むディープテックベンチャーを表彰する制度「Deep Tech Venture of the Year」を新設し、本表彰式を2023年1月17日（火）にマレーシアのクアラルンプールで初開催いたします。

表彰式では、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシアの4カ国のディープテックベンチャーを表彰することで、東南アジアにおける次世代アントレプレナーのロールモデルをつくり、社会全体としてディープテックベンチャーを生み出す意識の醸成を図ることを目指します。

 

【東南アジアでの表彰制度開始の背景】

リバネスグループでは、2014年に日本と東南アジアにおいてディープテックベンチャーの発掘育成プログラム「TECH PLANTER」を立ち上げ、これまでに日本1,858、東南アジア1,147チームにのぼるアントレプレナーやベンチャー企業を発掘育成するアジア最大のエコシステムを構築してきました。2018年には東南アジア6カ国へと拡大し、2019年9月20日に、今後急成長が見込まれる東南アジアと人口減少の一途を辿る日本のエコシステムを接続し、双方一体となって地球貢献を実現していくために、東南アジアの成長過程で生まれる社会に根ざした課題「ディープイシュー」を的確に捉え、それらを最先端に拘らず日本に眠る既存技術も含めた様々な技術の集合体「ディープテック」によって解決するという新しい考え方を、リバネスグループCEO丸幸弘の共著『ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』の中で提唱しました。

そして、2020年には、TECH PLANTERのコンセプトを、『未解決の課題”ディープイシュー”を科学技術の集合体”ディープテック”で解決する、Deep Issue & Deep Tech Explorer』へと刷新し、その解決に情熱を傾けるディープテックベンチャーを集め、リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーター及びアセットをもつパートナー企業とともに課題解決に資するプロジェクトを組成・実装するエコシステムへと進化させています。

新型コロナウイルス感染症が流行したこの2年の間にも、東南アジアのTECH PLANTERアラムナイであるディープテックベンチャーの活躍は著しく、リバネス子会社・関連会社のリバネスシンガポール、リバネスキャピタル、グローカリンクシンガポール、リアルテックグローバルファンドからの出資も相次ぐ東南アジアにおいて、Deep Tech Venture of the Yearの表彰式を初開催（於：マレーシア・クアラルンプール）することとなりました。

また、それに伴い、2015年より日本で実施してきた「リアルテック領域における独自性、新規性、成長性の高い事業を手掛けるベンチャー企業」の表彰制度「リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー」を「Deep Tech Venture of the Year」（表彰式：2023年4月8日（土）開催予定）へとブランド変更いたします。日本でのリアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤーでは、スタートアップ部門（設立3年以内の企業）、グロース部門（3年〜15年以内の企業）、ブースト部門（IPOやM&Aを経た企業）の3部門を設置し、8年間で66社の日本ベンチャーを表彰してまいりましたが、Deep Tech Venture of the Yearにおいては引き続き3部門の表彰を行うとともに、今後、日本と東南アジアを含むグローバルブランドのディープテックベンチャー表彰制度として拡大していくことを目指します。

 

【Deep Tech Venture of the Year 開催概要】

・日時 ：2023年1月17日（土）13:00〜15:00 （マレーシア現地時間）
・会場：MRANTI Park
・会場住所 ：43300 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur
・ウェブページ：https://en.techplanter.com/tech-venture-meetup-malaysia-2023/

＊本表彰式は同日9:30-15:00の時程で開催されるマレーシアのディープテックベンチャーとのMeetupイベント「Tech Venture Meet Up」との同時開催となります。

 

受賞企業

Aerodyne Group
代表者：Kamarul A Muhamed
国名：マレーシア
インフラ点検を中心としたドローン・ソリューションの提供

NDR Medical Technology
代表者： Alan Goh
国名：シンガポール
外科医が低侵襲で腫瘍生検できる医療機器の開発

WELA ONLINE
代表者： John Vincent Fiel
国名：フィリピン
クラウド型学習指導・評価システムや、RFIDタグを用いた登校時チェックインシステムの提供

JALA TECH
代表者： Aryo Wiryawan
国名：インドネシア
エビのマーケットプレイスおよび養殖管理用ソリューションの提供

【参考図書】ご購入はこちら

ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」
著者：丸 幸弘、尾原和啓
出版社：株式会社日経BP

 

 

【本件に対するお問い合わせ先】

東南アジアの課題を解決するプログラムの開発や提供にご興味のある企業や自治体の方は、以下へお問合せください。

株式会社リバネス　経営企画室/グループ開発事業本部
担当：武田
MAIL：[email protected]
TEL： 03-5227-4198