第13回 日本抗加齢医学会総会 6/28~30開催

アンチエイジングでつながる医学

-Share and Spread Anti-Aging Medicine

日本抗加齢医学会総会の今年のテーマは、Share and Spread。

アンチエイジングの先駆者、サイエンスのフロントランナーが集まり、各人がもつ新しい概念や知見をshare(共有)、spread(拡散)する新コンセプトを掲げています。

超高齢化社会が訪れる21 世紀において人類の課題となるのは、いかに健康寿命を伸ばし、疾病を予防するか。解決のためには、医学のみならず、医・食・農の3 者が連携をはかり、エビデンスに基づいた抗加齢医学をともに考えることが重要となります。

第13 回の総会では、これまでの研究分野の垣根を壊し、医・食・農に関する最先端の研究情報を集め、その場にいるみなさんとともに人類における予防医学の未来を創りあげていきます。

 

農学や食に関わる企画も開催!

~高吸収型クルクミン~

ウコンの抽出物であるクルクミンは、がんの予防をはじめとした機能性の研究が盛んに行われているが、経口摂取した際に生理活性が低いという課題があった。高吸収型では、クルクミンを微細粒子化することで、吸収率を約27 倍に高め、生理活性を大きく改善したという研究成果が報告されている。

2013 年6 月29 日( 土)12:45 ~13:35 第4 会場503

 

~ユーグレナ~

植物と動物の性質を合わせもつ微細藻類ユーグレナ。人間に必要な59 種類の栄養素を含み、光合成能が極めて高い。ワックスエステルを蓄積するため、ジェット燃料としての応用も期待される。2005 年に、ユーグレナ社が世界ではじめてユーグレナの屋外大量培養に成功した。

詳しくは・・・⇒会長特別企画1「アグロメディカルサイエンス」

2013 年6 月28 日( 金)14:25 ~15:55 第1 会場メインホール

 

~アスパラガス~

2012 年、アスパラガスの茎を酵素処理したエキスにHSP70 の誘導活性が見つかり、出荷時に廃棄される未利用資源部分を有効活用として、抗ストレス食品に関する臨床研究が進んでいる。

詳しくは・・・⇒会長特別企画3「ふるさとアンチエイジング」

2013 年6 月29 日( 土)16:00 ~17:30 第3 会場502

 

開催概要

テーマ: アンチエイジングでつながる医学- Share and Spread Anti-Aging Medicine

時 期: 2013 年6 月28 日( 金)・29 日( 土)・30 日( 日)

場 所: パシフィコ横浜 会議センター

会 長: 堀江 重郎

(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学 教授)

主 催: 一般社団法人日本抗加齢医学会