【身近な所に研究テーマ】カブトムシを食べたのは誰?

【身近な所に研究テーマ】カブトムシを食べたのは誰?

東京大学大学院農学生命科学研究科からこんなタイトルのプレスリリースが出ていた。

カブトムシを食べたのは誰?

内容はと言うと、森のなか等で捕食されたカブトムシの残骸を見ることがあるのだが、その捕食者が何者かを突き止めたよというもの。なんてシンプルなのか!と思ったのだが、目の付け所が凄い。

樹液(注1)が出ているクヌギ、コナラなどの広葉樹のそばに、何者かによって腹部だけが食べられたカブトムシの残骸が散乱していることがあります。これらの残骸は、おもにカラスによる仕業であると考えられてきましたが、実際に確かめられたことはありませんでした。

そう、誰も立証してないということに気付いたんですね。大事。当たり前だと思われていたところにも発見がある。

答えとしては、ここに書かれているように、カラスが一因。もう一つがタヌキだったようです。

東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 応用昆虫学研究室では、その他にもこんな研究を行っています。

  • 「アリの触角電位を測定する」というチャレンジングな形(?)でお手伝いをさせて頂いた共同研究
  • アワノメイガ類における性フェロモン生合成酵素の進化について共同研究
  • アズキノメイガに感染している共生細菌 Wolbachia が、(1)宿主(ガ)の性決定システムを乗っ取り遺伝的なオスをメス化させていること、(2)このメス化の影響を受けた個体は幼虫の間に死んでしまうこと、(3)ガの性決定システムはこの乗っ取りにより機能を一部失ってしまったことを発見