指導に悩む大学教員向け「大学研究室の歩き方講座」が(またも)話題
現在、京都大学の学際融合教育研究推進センターが実施しているアンケート調査の景品として配布されている「大学研究室の歩き方講座」(いきいき研究室増産プロジェクト)が話題になっています。
Twitterでの声
大学研究室の歩き方講座、めちゃくちゃ有用ですよ。研究室で起きる様々なディスコミュニケーションやそれに伴うストレスの典型的パターンとその対処法が沢山書かれているので、自分の身と周りの平穏を守るために読んでおくと楽になります。
— Oiwa-kun bot (@kisa12012) 2015, 10月 6
↓早速下のアンケートに答えてみたけど、アンケートに答えたご褒美にもらえる「大学研究室の歩き方講座」(ゼミでの発表のやり方や教員とどう付き合えば良いかのマニュアル)のpdfファイルが素晴らしい。答えなくてもググったら出てきたけど…→ https://t.co/LJS5Be5uas
— 江口允崇 (@maseguchi) 2015, 10月 6
そもそも調査アンケート自体がためになるという声もあります。
京大C-PIER「学術分野の文化比較大調査」に回答だん。自分の研究観を振り返ることになり、ためになりました。回答後にもらえる小冊子『大学研究室の歩き方講座for学生、と見せかけて実は指導に悩む大学教員向け』がまた、面白い…!! https://t.co/DfC5AdXeMw
— Yasuhisa Kondo 近藤康久 (@yaskondo) 2015, 6月 25
どんな中身なの?
研究室あるあるが詰まっていて、「なるほど、こういうことを意識させればいいのね!」とガテンがいくでしょう。
こういうラボマニュアルといえばアットザベンチみたいな分厚い本が有名ですが、これなら学生でも15分で読み下せるでしょう。
たとえばこんな会話
ラボでよく見かける話題で、実例をみているうちに「自分のことだ!」と気分がわるくなる人もいるかもしれませんね。
初出は2010
しかし、この資料、初出はけっこう前でございます。いいコンテンツは時を超えて、親しまれる!そして研究室の辛みはここ5年スパンでは大して変わっていない、ということなのかもしれませんね。このPDFに載っているような悩みを抱え、鬱々と研究生活を過ごした大学院生や指導教員がいたとしたら、一刻も早くこの資料を読んでほしいと切に願います。よい研究生活をお過ごしください。
「いきいき研究室増産プロジェクト:大学研究室の歩き方講座」がおもしろい。他の教員や大学院生の感想が知りたい。 私の感想(途中まで)はこちら http://d.hatena.ne.jp/next49/20100219/p2
— next49 (@next49) 2010, 2月 19
良質なサイト。ここまで平等に、教員と学生の両方に教訓を書くのは、簡単なことではないと思う。RT @presri どなたのpostかで紹介されていた「大学研究室の歩き方講座」 http://ow.ly/18iYz はなかなか良いですね
— 1T0T akay uki (@1T0T) 2010, 2月 18