定期刊行冊子2016年6月号 発刊しました

リバネスの定期刊行冊子2016年6月号が発刊されました。各雑誌の特徴と見所は次の通りです。

中高生のためのキャリア・サイエンス入門 『someone』vol.36 対象：中・高校生　仕様：B5判, 32頁 今号の特集「水素エネルギーとくらす」は、前号（vol.35）の特集「めぐる水素が地球をかえる」の続編にあたります。きたる水素社会の実現に向けて、今号では水素からつくられた電気がどのようにして私たちの生活の中で使われていくのか、「未来のくらし」にフォーカスをあてました。また、中高生が応募できる「サイエンスキャッスル研究費」や、研究者に直接会うことができるsomeoneセミナー「人工知能研究者が見ている10年後の未来」など、読者向けのご案内も盛りだくさんです。

 

中高生・先生の研究活動を大学・企業で支援する 『教育応援』vol.30 対象：中・高校教員（理科）　仕様：A4変型判, 32頁 今回の特集は、身近な問いからスタートしている中高生の研究に魅力を感じたことが始まりです。彼らの問いの探求をより広く、そして深くしていく支援ができないかと考え、本特集では『「論文」を活用したこれからの教育』をテーマとしました。「論文」と聞くと難解なイメージを思い浮かべてしまうかもしれません。しかし、その論文が中高生の執筆したものだったらどうでしょうか。テーマも身近で、興味を持って読むことができるはずです。そんな論文を活用した教育についてまとめています。また、企業・大学による教員研修会・実験教室の参加者の募集も多数掲載されています。

 

研究者の研究・開発・技術移転を企業と加速する 『研究応援』vol.02 対象：理・工・医・歯・薬・農学系の研究者　仕様：A4変型判, 56頁 本誌のミッションは、研究活動をより加速することにあります。最新の研究内容や解析機器、新たなプラットフォームのご紹介等を通じて、アカデミアと企業のコラボレーションを促します。今号の巻頭特集は「新たな生物資源のフロンティア、昆虫」です。様々な昆虫を生物資源として捉え、産業への応用を視野に入れて研究に取り組む事例をご紹介します。また、研究者向け事業化プランコンテスト「TECH PLANTER」では、ディープテック、バイオテック、アグリテックの3つのカテゴリで研究シーズの事業化をめざす研究者のみなさまのエントリーを募集しております。奮ってご参加ください。

 

大企業の新規事業をベンチャー・大学と創出する 『創業応援』vol.02 対象：企業の新規事業担当者　仕様：A4変型判, 32頁 「創業応援」は、テクノロジー×創業の分野における大企業のリーダー、投資家、起業家、その他「革命家」を取り上げていく雑誌です。今号では「持続可能な食・農」を考えるリーダーとして、ロート製薬株式会社の山田会長を取り上げました。人も会社も生物的であるととらえ、どうしたら会社も健康長寿を実現できるか？について語り合いました。副業解禁やコーポレートアイデンティティ変更など組織活性の施策の根底に通じる考え方が披露されています。また、テクノロジーの面から農業の可能性を広げるベンチャーの活躍についても注目です。