リバネス、岡山大学と連携・協力を目的とする協定を締結 〜瀬戸内から世界へつながる広域連携モデルの構築を推進〜

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸 幸弘、以下「リバネス」)は、2026年6月26日(金)、国立大学法人岡山大学(所在地:岡山県岡山市、学長:那須 保友、以下「岡山大学」)と包括連携協定(MOU)を締結しました。リバネスが国立大学と包括的なMOUを締結するのは、2025年8月の東京科学大学・大阪大学、2026年6月の筑波大学に続き4件目です。本協定は、岡山大学を起点に、瀬戸内地域における研究成果の社会実装、人材育成、スタートアップ創出を一体的に進める広域連携モデルの構築を目指すものです。
リバネスおよび岡山大学は、本協定を通じて、次世代教育、人材育成、研究支援、創業支援を柱に、岡山大学の研究成果や人材を地域企業、国内外のネットワークと結び付け、瀬戸内エリアから新たな産業を生み出す知識創出と社会実装が循環するモデルの構築を進めてまいります。
瀬戸内全体の大学・地域企業を巻き込む大学の新たな形
少子化や地域産業構造の変化が進む中、2026年は国内の大学が変革期を迎えています。教育・研究に加え、研究成果を社会実装へとつなぐことはもちろん、大学単体の枠を超え、周辺地域の大学や地域産業全体を巻き込んだ広域的な連携を推進し、地域と世界を結ぶエコシステムの中核を担う存在へと進化することが求められています。。
リバネスと岡山大学の接点は、リバネス研究費に岡山大学の研究者が初めて採択された2010年からスタートしており、中国銀行とリバネスが主催する岡山テックプランターやサイエンスキャッスル中四国大会、超異分野学会岡山フォーラムへの積極的な参画、留学生向けのトランスファラブル研修や職員向け研修などを通じて、15年以上にわたり研究者や職員の育成、大学に眠る科学技術の社会実装における連携を積み重ねてきました。
岡山大学は、2023年12月にJ-PEAKS(地域中核・特色ある研究大学強化促進事業)に採択され、2025年6月には岡山市と愛媛県が連携し、岡山大学も参画する「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」が、「NEXTグローバル拠点都市」に選定されるなど、地域から世界へ挑戦する環境が整いつつあります。
これらの長年にわたる取り組み実績と環境を活かし、リバネスと岡山大学は、瀬戸内エリア全体の大学、地域企業、自治体、金融機関を巻き込みながら、世代や産学の垣根を越えた、新たな知識創出・社会実装のエコシステムづくりを進めてまいります。
具体的には、本覚書に基づき、以下の協力・連携を推進します。
1. 中等教育及び中等後教育に係る教育・人材育成の相互支援
2. 産学等間における研究交流及び人材交流
3. 岡山大学における研究成果の社会実装及びスタートアップ創出支援
4. 地域内外の企業等との連携による実証実験及び事業開発の推進
5. 岡山大学における国際連携(海外大学・研究機関・スタートアップ等との連携)の推進
6. 本連携により構築されるモデルの国内外への展開及び知識共有
協定式の様子
協定式においては、岡山大学より櫻井副理事による協定の内容説明ののち、両者による協定書へのサインを行った上で、岡山大学那須学長、リバネス代表取締役グループCEOの丸より、協定の締結にあたってのコメントを発表しました。
那須学長のコメント

岡山大学学長 那須 保友
本学では、時代が変わっても守り続けるべきものと、時代の変化に応じて果敢に変えていくべきものを重視する「不易流行」の考え方も大切にしております。高度な知を創造し、次世代へ継承していくことは大学にとっての「不易」でございます。一方で、その知を社会実装、スタートアップ支援、地域企業の変革、国内外への展開へとつなげていくことは、今本学が望むべき「流行」であります。本協定は、大学が守るべき知の創造・継承という「不易」と、社会実装、スタートアップ創出という「流行」を結びつける取り組みでもあります。
これらの取り組みを通じて、岡山大学長期ビジョン2050年に掲げる「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現に向け、リバネス様と共に歩んでまいりたいと考えております。
丸グループCEOのコメント
リバネス代表取締役グループCEO 丸 幸弘
2026年、大学は転換期を迎えています。少子化等、急速に変化する社会背景に対して、私たちは日本全国の大学のあり方をより深く議論していかなければいけません。その中で、「これからの時代においては、大学が世界とつながりながら知を創造し、人材・研究・産業を結び付ける『知識の中核拠点』としての機能を担っていく時代が来ているのではないか」というお話を那須学長とさせていただき、今回の連携協定を締結する運びとなりました。
国内の国立大学との包括的連携は岡山大学で4件目となりますが、瀬戸内というエリア全体をフィールドとした広域の構想を基盤とした協定は今回が始めてとなります。この瀬戸内の豊富な資源、技術、ベンチャー企業を、国内のみならず、海外、特に東南アジアに接続していきたいと思います。
そして10年後20年後、この協定があったからこそ、国内から、そして世界からも、「もっと研究をするために、瀬戸内に来たい」と言われるような状況を作っていきたいと考えております。
今後の展開
リバネスと岡山大学の直近の連携として、岡山県内企業と連携したアントレプレナーシップ教育を実施するとともに、スタートアップの経営を将来的に担うCXO人材の育成プログラムへと接続します。また、博士人材や若手研究者と地域企業が出会う場を創出し、研究シーズを起点としたスタートアップ創出や新規事業開発を推進します。
地域の企業の関わり方としては、単に研究シーズの実証パートナーとして巻き込んでいくだけではなく、アントレプレナー教育プログラムの開発段階から共に開発し、次世代のアントレプレナーを育成する試みを地域全体で展開していきます。
海外接続においては、リバネスが有する東南アジアをはじめとする海外ネットワークを活用し、これらの起業家人材と瀬戸内発の科学技術の海外展開も支援していきます。
岡山大学を中心に、瀬戸内を国内外の研究シーズ・人材・企業が集まる場へと育て、世界へ展開する新たなモデルを構築していきます。

記者の質疑に対応する那須学長・丸グループCEO
本件に関するお問い合わせ先
(岡山大学に関すること)
【本件お問い合わせ先】
研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
(株式会社リバネスに関すること)
株式会社リバネス 人材企画室 環野・塚田
TEL: 03-5227-4198 FAX: 03-5227-4199
E-mail: [email protected]
Web: https://lne.st/
