リバネス子会社のリアルテックホールディングスにおける新規取締役就任および本社移転のお知らせ

リバネス子会社のリアルテックホールディングスにおける新規取締役就任および本社移転のお知らせ

株式会社リバネスの子会社であるリアルテックホールディングス株式会社(本社:東京都墨⽥区、代表取締役:永⽥暁彦、丸幸弘、以下「リアルテックHD」)は、2020年5⽉1⽇付で藤井昭剛ヴィルヘルム(以下、藤井)が取締役社⻑に就任、⻑⾕川和宏(以下、⻑⾕川)が取締役副社⻑に就任したことをお知らせいたします。

2020年2⽉に株式会社ユーグレナ株式会社リバネスの合弁会社として始動したリアルテックHDは、専任の経営者として藤井が取締役社⻑に就任し、⻑⾕川が取締役副社⻑として⽀える形で、新たな経営体制に移⾏しました。藤井はヨーロッパの官⺠機関でのプロジェクトマネジメントや資⾦調達といった豊富な経験をもち、リアルテックファンドでは「チームディベロッパー」として投資先ベンチャーのキーマン採⽤や組織作りを⽀援してきました。⻑⾕川はリアルテックベンチャーに特化したインキュベーション施設「センターオブガレージ」を運営し、ベンチャーへの投資育成経験を豊富にもつ株式会社グローカリンクの取締役を務めています。

グローバルな視点での課題解決やそのためのチームアップを得意とする藤井と、ベンチャー投
資育成に精通した⻑⾕川を中⼼とした新たな経営体制のもと、ディープイシューを解決する「リアルテック」という機能が、社会の中でより⼀層効果的な役割を果たすための様々な取り組みや事業を展開して参ります。

また、このたびの2名の就任に伴い、リアルテックHDの本社をセンターオブガレージに移転しました。センターオブガレージは、シンガポールの政府機関Enterprise Singaporeやシンガポールのベンチャー育成を手がけるFocustech Ventures、 フィリピン貿易産業省と民間アクセラレーターで共同運営するコワーキングスペースQBO Innovation Hub、タイ政府によって設立された生命科学センターTCELS、 ベトナムのSaigon Innovation Hub、インドネシアのBlock 71 Jakarta、イギリスのBLOOM.SPACE等、世界のインキュベーターと連携するグローバルのハブ機能を担っています。さらに、地方発ベンチャーの時間的コストや物理的なハードルを解消する未来創発型展示場「ガレージミュージアム」を並設しており、地方に居ながら企業連携や製品開発などの社会実装を加速させる機会を創出しています。リアルテックHDの出資先ベンチャーである株式会社チャレナジー株式会社ニューロスペースアメリエフ株式会社株式会社ラングレス株式会社未来機械(香川)、4Dセンサー株式会社(和歌山)、株式会社人機一体(滋賀)、株式会社ライトハウス(福岡)も入居しています。

今後も、ベンチャーとのコミュニケーションをさらに加速させ、IPOやM&A、グローバル展開に向けたサポートを積極的に進めてまいります。

【人事異動の内容】

【新役員略歴】
●藤井昭剛ヴィルヘルム / 取締役社長
東京大学大学院修士課程(国際協力学専攻)修了。気候変動対策イノベーションを推進するヨーロッパ最大の官民機関であるEIT Climate-KIC(株)に入社。持続可能な都市計画・再開発を牽引する新規部署の企画立案や資金調達を行った後、当部署にて建築物のレトロフィット、都市緑化、クリーンモビリティなどのプロジェクトの評価を担当。また、全社の人事制度改革タスクフォースの責任者となり幅広い人事業務も経験。リアルテックファンドでは出資先ベンチャーの成長を加速するための採用・チームビルディング・人事制度設計等、幅広い人事業務のハンズオン支援を行う。

●長谷川和宏/ 取締役副社長
東京都立大学大学院工学研究科修了(工学修士)。リバネスの創業期に初の社員として参画し、ベンチャー企業の立ち上げ、事業化、拡大を経験。その経験をいかし、テクノロジーベンチャーへの小口投資、ハンズオン支援を行うリバネスの子会社である株式会社グローカリンクの代表取締役に就任。また、墨田区の町工場3500社を訪問し、多数の町工場ネットワークも有するなど、試作・量産化の支援なども実施。NEDO専門カタライザーなども務める。リアルテックファンドでは、グロースマネージャーとしてエレクトロニクス・エネルギー・ロボティクスを主な担当領域として経営・事業化の支援を行う。
他:株式会社リバネス執行役員CKO、株式会社グローカリンク取締役を兼任。

■ リアルテックホールディングス株式会社について
リアルテックホールディングス株式会社は株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。私たちは、リアルテックの生みの親である研究者とその社会実装に命を懸ける起業家と共に、より良い未来を創造します。「リアルテック」とは、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーであり、世界を変えるのは、いつでもリアルテックであると信じています。
HP: https://www.realtech.holdings

■ リアルテックファンドについて
ユーグレナ社およびリバネス社の合弁会社である「リアルテックホールディングス株式会社」と、SMBC⽇興証券の2 社から構成される「リアルテックジャパン」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの投資育成を主⽬的としています。参加企業は合計 30社(第1号:23社、第2号:7社)、ファンド規模は94億円で、⽇本最⼤のリアルテック特化型ファンドです。出資者である各事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を⾏っています。

・正式名称:リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド2号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合(B)
・無限責任組合員:(A)合同会社リアルテックジャパン
・業務執行組合員:(B)リアルテックホールディングス株式会社

<お問い合わせ先>
株式会社リバネス 経営戦略室 担当:松原  [email protected]